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映画版アンパンマン「勇気の花がひらくとき」の絶望感は異常。

  • 2007-08-18 (Sat) 13:31
  • 雑記

盆休みにこどもつれて嫁実家に帰省していまして
現地で親戚のこどもが表題のビデオばっかりみていたので一緒に眺めていたんですが

これはすごい

以下ネタバレを含みますがまあいいよね。

バイキンマン操る空中鋼鉄戦艦の特殊砲弾にあたると
なんとアンパンマンが鉄の玉になってしまう。
そこへ現れた食パン・カレーパンとも、カッコイイ働きを見せるんですが
「ありがとう、たすかったぜ!」
みたいな青春やってるそばからまた砲弾でズドン。ボワボワン。

アンパンマン復活のカギとなる勇気の花のエキスをとりにいったメロンパンナも、
「こんなこともあろうかと」先回りして罠をしかけておいたバイキンマンの手によって
またしても鉄球に。
全滅。
守るものもいなくなったジャムおじさんやら町のみんなもまとめて鉄球。
キン肉マンの悪魔超人編冒頭のみんなして生命維持カプセルイン状態。
街なんか燃えまくっちゃってもうちょっとすさまじいばかりの詰んだ感。

まぁその後スーパーサブ・ロールパンナおねえちゃんが例によって出てきて
なんとか逆転の流れかなという感じではあるんですが

怖いのはここ
・特殊砲弾にやられると鉄球になっちゃうという予備知識がまずある
・大人としては「あー、砲撃でリアルに潰されるとグロいから撃たれて戦線離脱のマークとして玉になるって演出があるんやな」と思う(作品内ルールの設定)
・砲弾をはじき返そうとしたアンパンマン だがアンパンチ無効! 触れた瞬間あっさり鉄球になってしまう
・「やられた」という比喩としての鉄球化じゃなかったのか!(ルールの転換)
・とおもったら鉄球化した食パンとカレーパンがびゅんびゅん飛び回って空中鋼鉄戦艦 撃沈。
・戦線離脱の象徴でもなかったんかいな!(さらに転換)

あーもう揺られた揺られた

しかしまぁホンマに怖かったのはアンパンマンの空気読めなさ

ヒロイン、アンパンマンに抱かれながら、アンパンマンの顔にそっと手を触れる。
「ふしぎ……、なんだか、あったかい」
「うん、焼きたてだからね!!」

「アンパンマンは、私のことだけが好きなのよね!?」
「ううん! ぼくはみんなのことが大好きだよ!」

そもそも本作品の事件の原因って
・アンパンマンがバイキンマンを適当に宇宙のどっかへ吹っ飛ばしたらなんか鉄鋼惑星みたいなとこに流れ着いた→戦艦建造
・一緒に吹っ飛んだドキンちゃんがヒロインの星の日常を破壊した→ヒロインがやってきた
・上記アンパンの空気が読めない発言→逆上したヒロインによって勇気のエキスが捨てられアンパンマンが復活できなくなる

まぁもうなにもいうまい

突っ込みながらも最後まで楽しくみることができました
おい結局最後はそんなアレかよ! という

それいけ!アンパンマン 勇気の花がひらくとき

「場の空気」を読む技術

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